面白小噺集/北の美味いをお届けする【北加伊堂】

うなぎ

土用の丑の日、うなぎ屋さんが、うなぎを焼いておりますと、そこへ外国の人がやってまいりまして。
外人「ウナギ屋サン、ソノウナギノ、カバヤキハ、セイヨウリョウリデスカ、ニホンリョウリデスカ。」
うなぎ屋「え。」
外人「イエ、ソノウナギノ、カバヤキハ、セイヨウリョウリデスカ、ニホンリョウリデスカ。」
うなぎ屋「ええっと、これは、洋食(養殖)です。」



おなら

あるホモのパーティーで、みんなで音高くおならのコンテストをすることになりまして、ところが、みんなすーすー、すかすか、音高くおならがなりません、最後に登場したホモが、音高くおならをブーッ、すると会場にいた他のホモたちが、「あいつ、童貞じゃないの。」



お年寄り

今日はね、敬老会と言う事で、元気なおじいちゃんおばあちゃんでいっぱいでございますけれども、実は、私にもおじいさん、おばあさんがいるんでございますけれども、うちのおじいさん、おばあさん、みなさんと違いまして、だいぶ耄碌しておりまして、うちのおばあちゃんなんでございますが、このごろ、肩がこる肩がこる、なんて言うんですね、『ああ、四十肩だぁ。』なんて言っておりましたが、ま、年は八十なんでございますけれども、私が『おばあちゃん、四十肩なんて事あるかい、年は八十じゃないかい。』ってぇますと、『こっちが四十肩で、こっちが四十肩で、併せて八十。』と言っておりましたが、ああ言うのは、足算するんでございましょうかね、あんまり、肩がこる肩がこる、と言うもんですから、この間、私が、ピップエレキ盤を買ってあげたんです、おばあちゃん、これ肩こりに利くよってんで、そうしますと、うちのおばあちゃん、だいぶ耄碌しておりますので、ピップエレキ盤、薬と間違えて、全部、飲んでしまったんですねぇ、次の朝は、しっかり、北を向いて寝ておりましたが、ま、分かる方だけ、分かっていただければ、いいんですけれども、これも、うちのおじいちゃんなんでございますけれども、この前、うちでテレビを見ながら、こう、電気剃刀で、髭をそっておりまして、こう、じーっと、そっておりますと、突然、おじいちゃんの動きが止まりまして、じーっと、ここに電気剃刀を当てたままなんですね、いつまでたっても、じーっと当てたままで、だんだんここの皮が薄くなってまいりまして、しまいには、うっすら血がにじんでまいりまして、それでも、じーっと当てたままなんで、私が『おじいちゃん、どうしたの。』って聞きますと、おじいちゃんが、こうテレビを指差すですね、私が慌ててテレビを見ますと、あれは、テレビ局の方で、機械の調子でも悪かったんでしょうねぇ、画面に、『そのままでしばらく、お待ちください。』と出ておりましたが、これは、この間なんですけれども、私が用事がありまして、出かけようとしまして、駅まで行ったんですけれども、そうすると、そこに一人のおばあちゃん、あのおばあちゃんは、地方から出てきて、都会の方で電車に乗るのは、初めてだったんでしょうねぇ、切符の自動販売機に、ちゃりんちゃりんってんで、お金を入れますと、自動販売機に向かって、『東京一枚。』叫んでおりましたけれども、もちろん、自動販売機に向かって、そんな事言っても、切符は出てきませんので、私が、『おばあちゃん、これは、そんな事言ってもだめなんですよ、東京へ行く値段のボタン、ここのボタンを押さなければ、いけないんですよ。』っと、教えますと、おばあちゃんは、『おおき、ありがとうございます。』ってんで、東京へ行く値段のボタン、押しながらまだ、『東京一枚。』、叫んでおりましたけれども、ひじょうにかわいらしいおばあちゃんで、こう言うおばあちゃんの後を付いていくと、また、なんか落語のねたになるような事があるんじゃないかと思いまして、私がそのおばあちゃんの後を付いてまいりますと、おばあちゃん、ホームの中程までまいりますと、突然、びくっとしたように、足を止めまして、『わー、わー、わーっ。』叫んでおりまして、私が、なんでおばあちゃん、叫んでいるのかなぁ、と思いまして、おばあちゃんが見ている先を、こう見ますと、看板が出ておりまして、その看板に『JR、あなたの声を、お聞かせ下さい。』



ついで

世の中には、そそっかしい、なんてぇ人がおりまして、かけてるメガネを探したり、マスクをしたまま、エヘン、なんてんで、つば吐いちまったり。
旦那「定吉、ああ、お前、ちょっと用事を頼まれてほしいんだ、ちょっと郵便局まで行ってきてもらいたいんだが。」
定吉「へーい、行ってきます。」
旦那「おい、行ってきますって、用を聞かないで、飛び出すやつがあるか、おおい、行っちゃったよ、どうして、あいつは、ああそそっかしいんだろうな、郵便局へ何しに行くつもりなんだよ、あ、帰ってきた。」
定吉「へぇ,行ってきました。」
旦那「行ってきたって、どこへ行ってきたんだよ。」
定吉「へぇ、郵便局です。」
旦那「郵便局、どうだった。」
定吉「別に、変わった事ありませんでした。」
旦那「何を言ってるんだよ、あたしはねぇ、お前に、郵便局へ行って、切手を買ってきてほしかったんだよ。」
定吉「なぁんだ、それならもっと早く言ってくれれば、今行ったついでがあったのに。」



ぶっかき

ただ今は、交通機関も冷房が完備されておりますが、夏など、この冷房のないバスに乗り合わせたりしますと、暑くて大変でございました。
妻「ねぇ、あなた、暑いわねぇ。」
夫「そりゃ、夏なんだから、あたりまえですよ、がまんしなさい。」
妻「でもねぇ、あなた、あたし、喉が乾いて、乾いて、がまんできないわ。」
夫「そんな事言ったって、こんなバスの中じゃぁ、どうしようもないじゃないか。」
妻「でも、喉が乾いて、どうしようもないのよ。」
なんてんで、夫婦が話をしておりますと、そばにおりました男が。
男「あのぉ、大変お困りのようですがねぇ、もし、よろしかったら、ここにぶっかき氷があるんですけれどもねぇ、召し上がりますか。」
妻「まあ、ありがとうございます、喉が乾いてしかたがなかったもんですから、それでは、ひとつ。」
なんてんで。
妻「づー、ねぇ、あなた、この氷、とっても冷えていて、おいしいわよ、あなたももらいなさいよ、すいません、うちの旦那にも一つ。」
なんてんで、夫婦でぶっかき氷をもらいまして、ところが、この喉が乾いているところへ、氷なんぞをなめますと、よけいに喉が乾きまして、もう一つ、もう一つなんてんで。
妻「すいません、もう一つ。」
夫「およしなさいよ、それがねぇ、お前がいけないてんだよ、もう一つ、もう一つって、そんなにもらったら、この方の分が無くなっちゃうじゃあありませんか。」
ってぇと。
男「いいえ、あたしはいいんですけれどもねぇ、中に入れてある猫の死体が持つか、どう か。」



オウム

こう木に止まっているオウムを飼育いたしまして、オウムの両足にひもを付けまして、右足のひもをチョンチョンと引くと、オウムが「オハヨウ」と言うように教えるんですな。
で、今度は左足のひもをチョンチョンと引くと、オウムが「コンバンワ」と言うように教えまして、オウムがすっかりなれたところで、今度は両方のひもをいっぺんに引いたら、オウムは何て言ったか、わかりますか、「オハヨウ」と「コンバンワ」を合わせたから、「コンニチワ」?、いいえ、違います、答えは「危ネェ、落チルジャネェカ!」



カレンダー

子供が文房具屋にカレンダーを買いに来まして。
文房具屋「坊や、どんなカレンダーが良いのかい。」
子供「うん、なるべく休日が多いやつ。」



テープレコーダ

世の中には、手先の器用なやつってのがおりまして、壊れた電気製品でも、分解修理してしまう、なんてのがおりまして。
男壱「ほら、この間壊れて預かっていたテープレコーダ、あれ直ったから。」
男弐「本当?あ、本当だ、動くよ、大変だったでしょ。」
男壱「いやぁ、私にかかればこんなものは、朝飯前ですよ、で、これ、余った部品です。」



テレビ出演

私が学生時代のお話でございますが、私は学生時代、ご他聞に漏れず、落研、落語研究会に入っておりましたが、落研に入っていますと、この、よくテレビに出ませんか、と言う話が来るんですね、もちろん、テレビで落語を一席やらせてくれるとか、非常にいい役がもらえると言うのではございません、俗に言うはっぱ役、エキストラと言うやつでございますけれども、なんで、そんなものを落研に頼むのか、大学にはちゃんと演劇部と言うのがあるんですから、演劇部に頼めばいいと思いますけれども、ところが、演劇部の連中と言うのは、日夜演技を研究している訳です、だから、ただの通行人役でも、「いや、この場合の通行人の心理を考えたら、右足から出ましょうか、左足からでましょうか。」と、こざかしい事を言いかねない、おまけに自分の演技にプライドがあるから、ちょっとやそっとのギャラじゃ出ない、そこ行きますと、我々落研、ちいさい座布団の上へちょこなんと座りまして、身振り手振りでいろいろな事を表現する、演技力は、演劇部に比べましても、引けを取らないだけのものは持っております、そして我々落研の最大の欠点であるのが、目立ちたがり屋である、もう、テレビに出られる言うもんなら、ギャラなんかくれなくても、よろこんで飛び付きますんで、そんな訳でね、私が学生時代に、私のところへ、テレビに出ませんか、と言う話が来まして、私が生まれて初めて、テレビに出ましたのが、当時流行っておりました、子連れ狼と言うやつで、こう見えましても、私、萬屋錦之助さんと共演でございますんで、この話がきまりました時は嬉しゅうございまして、さっそく、国のおかぁちゃんのところへ電話しまして、「もしもし、おかぁちゃんか、今度、僕、テレビに出る事になったよ、何月何日の子連れ狼、絶対見てね。」電話までいたしまして、ま、撮影当日、撮影所の方へまいりまして、私がやらされたのが、素浪人の役でございまして、もちろん、落研でございますので、着物は一人で着られますんで、ぱっぱっぱっと着物を着まして、腰に刀を差しまして、カツラを、ま、専門用語でヅラと言うんですけれども、ヅラを付けまして、で、みなさんは、あんまりご存じないかもしれませんけれども、ああ言うテレビに出る人と言うのは、テレビに出る前に、ドーランと言って、あの、顔に白い粉を塗るんですな、ところが、私にだけは、そのドーランを塗らないんで、私が不思議に思いまして、メークする人にね、ま、メークさんと言うんですが、「あのぉ、私は、あの顔に白い粉、塗らなくていいんですか。」と聞くと、メークさんが、いとも簡単に、「あ、あなたは塗る必要ありませんから。」と、こう言うんですね、この時、すぐ素直に、「あ、これはおかしい、裏になにかある。」と、気がつけばよかったんでございますが、根が自惚れの方でございますんで、「そうかなぁ、僕は、顔に粉塗らなくてもいい程、肌がきれいかなぁ。」と、思っておりましたけれども、で、撮影現場の方へ連れていかれまして、監督さんに紹介されまして。
マネージャー「監督、これが例の役の子です。」
監督「例の、あー、死体の役ね。」
私「死体の役?。」
監督「ああ、君、そこの川ん中で、うつぶせになって、死んでて。」
なるほど、顔に粉塗らない訳だ、顔なぞ写りゃしません、背中だけですよ、でも、もう、ここまで来たらしょうがありませんから、じゃぶじゃぶじゃぶっと川の中へ入りまして、うつぶせになって、流されていきましたけれども、撮影所の川なんて、テレビで見ると深く見えますけれど、実際の深さは、こんなもんですよ、そこをこう流れていくと、私といっしょに、ヘアーピンは流れていく、サイダーの栓は流れていく、やがて監督さんの「カットー!」と言う声が聞こえまして、ああ、終わった、と思ったら、取り直しだ、と言うんですね、と、言うのは、こう私が川ん中流れていくと、誰が流したんだか、私といっしょに、ダイエーのビニール袋が流れて来た、これは、江戸時代に、ダイエーなぞある訳はございませんので、当然時代考証がなっていない、と言う事で取り直しでございまして、また、川ん中、うーっと流れて行きますと、また、監督さんの「カットー!」と言う声が聞こえまして、ああ、終わった、と思ったら、また取り直しだ、と言うんですね、と、言うのは、こう私が川ん中流れていって、ちょっと、私の着ている着物の裾が乱れた、なにも、裾が乱れたぐらいで取り直しにしなくてもねぇ、だいたい、本当の死体が川ん中、流れていけば、裾ぐらい乱れるのがあてりまえなんですけれどもねぇ、私が不満そうな顔をしておりますと、監督さんが。
監督「江戸時代の浪人が、グンゼのブリーフはいてるか。」
私「ごもっともでございますぅ。」
三回目にやっとOKが出まして、ほうほうのていで逃げ返ってまいりましたけれども、ところが、それがテレビで放映された日、国のおかぁちゃんから、電話が掛かって来た、「もしもし、ああお前、テレビ、今、子連れ狼、見とったよぉ、お前、いったい、どこに出てたの。」、とても、産みの親には、話せなかった、それから、また、しばらくしましてね、また、テレビに出ませんか、と言う話が来ましたので、その次は、さすがに断りましたね。「どうせ、また、死体の役でしょ。」と、すると、今度は、テレビに顔がアップで写る、おまけに、せりふがある、私はこの、テレビに顔がアップで写ると言うのと、せりふがある、この二言に惚れまして、よせばいいのに、また、撮影所へ出かけていきまして、私が、その次に出ましたのが、やはり当時流行っておりました、仮面ライダーと言うやつでございまして、私がやらされましたのが、ショッカーの役、撮影所へ付くなり、頭から黒覆面被されまして、なるほど、テレビへ顔がアップで写る訳だ、もう、黒覆面被ってますんで、誰が誰だかよく分からない、で、私が出ましたのは、戦闘シーンでございまして、仮面ライダーが、こう格好をつけましてね、「ショッカー、かかってこい。」と言いますと、次の場面で、私の顔がぁ、まあ、覆面被ってますけれども、こうテレビへアップになりまして、ここで、唯一、私の与えられたせりふがある訳です、こう仮面ライダーが、格好をつけまして、「ショッカー、かかってこい。」と言いますと、次の場面で、私の顔が、アップになりまして、ここで、唯一、私の与えられたせりふ、「イーッ!」、これだけでございまして、情けない思いをいたしました。



バッタの耳

私が、まだ、大学生の頃の事でございまして、大学の授業で、生物学と言うのがございまして、この先生は、出席は取らないから、授業に出たくない人は出なくていい、それに、試験もやらない、じゃ、どうして単位を付けるのかってぇと、一年間かけて、何か生物を使った実験をして、それをレポートにして出しなさい、それで単位を付けるからってんで、非常に良い先生だと思いまして、ぜひとも、Aを取りたいと思いまして、私が実験材料に選びましたのが、あの、バッタでございまして、こう、バッタを何匹も飼育いたしまして、で、しばらくバッタに餌を与えないんですね、そうして、バッタの方で、『おなかが空いたなぁ』、なんて頃に、バッタのはるか上の方に、バッタの餌を出しまして、バッタに向かってね『跳べ。』っとこう言うんですね、するとバッタの方は、餌を食べたい一心で、こう、ぴょんと、跳ぶ訳です、これを何回も何回も繰り返しておりますと、みなさまもご存じの、パブロフの条件反射、と言うやつで、餌をやらなくても、『跳べ。』ってぇと、ぴょんと飛ぶ、バッタが出来上がる訳です、で、バッタの方が、すっかり慣れました頃に、バッタの両方の後ろ足を、こう、ちょんちょんっと、切るんです、で、後ろ足の無くなったバッタに向かって、こう『跳べ。』、っと言っても、バッタは跳ばなかったんです、これで、結論が出た訳ですね、『バッタは後ろ足に耳がある』、なぜか、頂いた単位は、Cでございましたけれども。



ママと買い物・壱

子供「ねぇ、ママ、このハムおいしそうだよ、晩の御飯はハムにしようよ。」
ママ「だめよ、今晩はお魚に決まっているの。」
子供「そんな事言わないで、ねぇ、ママ、ハムにしようよ、ねぇ、買おうよ、ねぇ、ママ、ハム、僕ハム食べたいの、ねえ、買ってよママ、ハム、ハム食べたいの、ママ、ハム、ハム。」
ママ「だめっ、この子はすぐに歯向かって(ハム買って)。」



ママと買い物・弐

子供「ねぇ、ママ、この割きイカおいしそうだよ、この割きイカ買ってよ。」
ママ「だめよ、そんなもんばかりたべてると、夕御飯が食べられなくなっちゃうでしょ。」
子供「そんな事言わないで、ねぇ、ママ、割きイカ、買おうよ、ねぇ、ママ、割きイカ、僕割きイカ食べたいの、ねえ、買ってよママ、割きイカ、割きイカ食べたいの、ママ、割きイカ、ママァ、先行かないで(割きイカ、ないで)。」



ラーメン屋

あるところに、ラーメン屋さんが、三軒並んでおりまして、一番右の主人が『日本一おいしいラーメン』、看板を出しました、すると、一番左の主人が『世界一おいしいラーメン』、看板を出しまして、さあ、真ん中の主人が困っちゃって、出した看板が『入り口はこちら』



悪の十字架

悪の十字架と言う話、ある早朝、檜皮色の着物をまとった一人の老婆が、まだ降りているデパートのシャッターに向かって、あたかも、そのデパートに恨みでもあるかのごとく、叫んだ。
老婆「悪の十字架(開くの十時か)。」



恐怖のみそ汁

恐怖のみそ汁と言う話、おとといは大根のみそ汁だった、昨日は豆腐のみそ汁だった、
だから、だから、恐怖のみそ汁(今日、麩のみそ汁)。」



口紅

今日、私がここまでまいりますのに、電車でまいりましたんですけれども、ま、電車、そんなにこんではおりませんで、ま、座れる程すいてもいなかったんで、ま、私は、こう吊り革に掴まって、立っていたんですけれども、そうすると、私の隣で、中年のおじさんが、こう競馬新聞かなんか、読みながら立っておりまして、そうすると、そのおじさんの前の座席に、若い女の方が座っておりまして、ええ、以上で場面設定は、終わりますが、ご理解いただけたでございましょうか、これから、この三人を中心に、物語は進行をしていく訳でございますが、そうすると、その座席に座っていた女の方が、何を思ったか、突然、化粧を始めたんですなぁ、私は、女の方が化粧をするのを、あれだけ近くで見たのは、初めてでございますが、面白いもんですなぁ、こうコンパクト、と言うのですか、取り出しまして、顔へこう、パタパタ、パタパタ、粉を塗るんですなぁ、で、塗り上がると、こう、鏡へ顔を近付けてまいりますな、近めが水族館へ入ったような格好になりまして、顔がすっかり塗り上がると、口紅を出しまして、口紅を塗り始めまして、と、すると丁度その時、ちゅっと、電車ががたんと揺れたんですね、私は、吊り革に掴まっておりましたので、あ、ぐらいですみまして、ま、女の方も、口紅を口から放しまして、あ、ぐらいですんだんですが、私の隣で、両手放して競馬新聞読んでいたおっさん、ああってんで、あわてて、手を前に出した、出した先に、女の人の方があった、あれは、ものの弾みですねぇ、女の方が、あっと言って、口紅を口から放すタイミングと、おっさんがを肩ぽーんと叩くタイミングが、上手くあったと見えまして、口紅が、女の人の鼻の中へ、スポッ、おまけに、鼻の中で口紅が折れた、最初、女の人は、指をつかってほじくり出そうとしましたが、指を入れれば入れる程、口紅は奥の方へ、奥の方へ、頭からヘアーピンを出しまして、それを使って、こう鏡を見ながらほじくり出そうとしましたが、なかなかうまい事いかない、何回も何回もやっているうちに、もう、このへんが真っ赤、それ見て、ついた当のおじさん、『ああ、ねぇちゃん、勘弁な、俺が肩たたくから、こんな事になって、ねぇちゃん、勘弁な。』と、謝ればいいものを、『なはははははは。』と、見て笑ってますので、ま、私も若い女性の味方しまして、『おいこら、おっさん、おっさんが肩たたくから、この人、こんな事になったんじゃないか、謝りなよ、謝りなよ。』と、言わずに、一緒に見て笑ってました。



手術

患者「先生、私、手術するの、初めてなんですけど、大丈夫でしょうか。」
医者「心配する事はありません、私だって、手術するの初めてなんですから。」



酒百態

お酒と言うものがございますが、私も、お酒が好きでございまして、よく呑みに行くんですけれども、この間、私が、ちょっと行きつけの店で飲んでいたんですけれども、そうすると、私の座っているカウンターの、向こうの方で、中年のおじさんが、もう、かなり出来上がっておりまして、『酔った。』ってな感じで、座っておりまして、そうすると、そこへ、和服を着た、女の方が、あノー、犬ですね、あれなんてんですか、マルチーズってんですか、全身糸屑みたいな犬いますね、あれ、ほどくと犬がなくなっちゃうんじゃあないかと思いますけれども、そういう犬を、連れて入って来たんです、そうすると、その酔っ払いが。
酔っ払い壱「おいこら、こんな時間に、こんな場所へ、ぶた連れて来ちゃあいけないって、ぶた連れて来ちゃあいけないって、あ、だから、ぶた連れて来ちゃあいけないっての。」
女壱「いやあね、この人は、ぶたと犬との区別もつかない程、酔っ払ってるの、これ、ぶたじゃなくて、犬よ。」
って言うと、その酔っ払いが。
酔っ払い壱「馬鹿ぁ、俺は、その犬に言ってるんだ。」
ってましたけど、よく、電車の終電なんかに乗ると、回りに乗っているのは、皆、中年の酔っ払いのおじさんばかり、でございまして、これも、この間の事なんですけれども、私が、ちょっと、用事がありまして、遅くなりまして、終電に近い電車に乗っておりますと、私の座っている座席の、向こうの方に、やはり、中年のおじさんが、『酔った。』ってな感じで座っておりまして、すると、そこへ、女の方が入ってまいりまして、まあ、水商売の方でございましょうか、ここんとこへ、こう、紅などさしておりましたが、それで、その女の方が、よせばいいのに、その酔っ払いのおじさんの、丁度、真正面に、座ったんですね、そうすると、そのおじさん、退屈していたところへ、いい相手が来た、なんてんで、その女の人を、からかうんですね。
酔っ払い弐「いよ、今日は良い日だね、俺はずいぶん長いこと人間やってるけどもね、お前みたいなブス見たの初めてだぞ、おいこら、ブス、ブス、ブース。」
女弐「いゃあねぇ、この人は、なにさ、酔っ払い。」
酔っ払い弐「ブース。」
女弐「酔っ払い。」
酔っ払い弐「ブース。」
女弐「酔っ払い。」
酔っ払い弐「ブース。」
女弐「酔っ払い。」
ってぇと、その酔っ払いが。
酔っ払い弐「いいか、俺の酔っ払いは、明日になりゃ、直るんだぞ。」



精神病院

精神病院 我々はよく、いろんな施設に慰問にまいりますが、この間、仲間で一杯やりながら、話をしまして、どんな施設が一番やりやすいか、なんてんで、その結果答えが出ましたのが、精神病院と言う、これは、やりやすいですね、やってるやつと聞いてるやつとが、大してレベルが違いませんから、これはやりやすいですが、ただ、最初話が来ました時は、はっきり言って不安でしたね、そう言う人たちの前で、落語をやっても笑ってくれるのかと、ところがこれは、案ずるより生むがやすしで、ちゃんと面白いところでは、笑ってくれまして、ただ、面白くないところでも、笑ってる人がおりまして、これはちょっとやりにくかったですけれども、で、終わりましてから、院長先生にいろいろ施設の中を見学させてもらいまして、もちろん、人に危害を加える様な、重症な方の方へは、近付けませんでしたが、比較的程度の軽い方ですね、そう言う方は、二人病棟、三人病棟と申しまして、ひとつの部屋に、二人あるいは三人で暮らしておりまして、その二人病棟の方を見せてもらったんですけれども、ある病室の前まで参りますと、一人の患者さんが、こんな格好(右手を懐に入れる)をして立っておりまして、私が不思議に思いまして。
私「あのぉ、院長先生、あの患者さんは、何をやっているんですか。」 って聞くと。
院長先生「ああ、あの患者さんは、自分で自分の事をナポレオンだと、思い込んでるんですね、面白いですから、そばへ行って、あなたは誰ですかって聞いてごらんなさい、いいえ、別に危害は加えませんから。」
なんてんで、私がそばへ行って。
私「あの、あなたはどなたですか。」
っと聞くと、その患者さんが。
患者壱「私はナポレオンです。」
と答えるんですね、ま、日本語しゃべるナポレオンてのも珍しいですけれども。
私「へぇ、あなたナポレオン、誰がそんな事決めたんですか。」
患者壱「神様が、決めたのです。」
すると部屋にいたもう一人の患者さんが。
患者弐「俺は、まだそんな事は決めてない。」
ってましたけど、で、これは聞いた話なんでございますけど、ああ言うところでは、外泊許可ってのがあるんだそうでございまして、今度の週末は、自分のうちへ帰って泊まってきていいよ、と言う、ところが、その許可が出るのは、やはり、ある程度、回復していないといけませんで、ところが、患者さんは、この外泊許可がほしいもんで、院長先生のところへくるんだそうでございまして。
院長先生「はい、なんですか、ああ、あなたは、今度の休みに、うちへ帰りたい、それじゃね、私の質問に答えてくださいね、いいですか、これはなんですか(目を指さす)。」
患者参「鼻です。」
院長先生「これは(鼻を指差す)。」
患者参「口です。」
院長先生「これは(口を指差す)。」
患者参「目です。」
なんてんで。
院長先生「ああ、あなたはもうしばらく入っていた方がいいなぁ。」
なんてんで、なかなか外泊許可は降りないんだそうでございまして。
院長先生「はい、なんですか、ああ、あなたも、今度の休みに、うちへ帰りたい、それじゃね、私の質問に答えてくださいね、いいですか、これはなんですか(目を指さす)。」
患者四「目です。」
院長先生「これは(鼻を指差す)。」
患者参「鼻です。」
院長先生「これは(口を指差す)。」
患者参「口です。」
なんてんで。
院長先生「ああ、あなたは今度の休みには、うちへ帰ってもいいでしょう。」
なんてんで、外泊許可が降りますと、その患者さんを他の患者さんが取り囲んで、大騒ぎでございまして。
患者参「いいなぁ、お前、俺達みんな外泊許可降りなかったのに、どうしてお前だけ、許 可が出たんだ。」
患者四「それはそこ、俺はお前達とは、ここが違うんだ(尻を指差す)。」
って、結局治ってなかったりしますけれども、で、その後、食事をご馳走になりまして、テーブルの上には、ハンバーガーですとか、ドーナッツですとか、餃子ですとか、並んでおりまして、じゃいただきますなんてんで、そのハンバーガーを取りますと、そのハンバーガーから、妙に縮れた毛が、一本、にょろにょろっと出ておりまして、非常にいやな気がいたしまして。
私「あの院長先生、このハンバーガー、どこでお求めになったんですか。」
ってぇと。
院長先生「あ、そのハンバーガーは、うちの院に入院している患者さんが、自力更生のために、自分達で作ったんです。」
私「はぁー、このハンバーガー、患者さん達がお作りになった、どうやって作ったか、見てみたいですね。」
院長先生「はあ、そうですか、では、こちらへいらっしゃい。」
なんてんで、厨房の方へ連れて行っていただきまして、そうすると、ああ言う所では、ハンバーガー一つ作るのでも、三人一組になって、作るんですね、まず、一人目の患者さんが、パンに包丁を入れまして、パンを二つに切りまして、で、それを次の人に渡すんですね、と、それをもらった人が、パンの中に、ハンバーグですとか、レタスですとか、挟みまして、で、それを次の人に渡すんです、と、それを渡された人が、そのハンバーガーを、自分の脇の下へ挟みまして、ギューっと、押しつけて、形を付けているんですね。
私「ちょっと、よしなさいよ、そんな事して、そんな事したら、そのハンバーカー、食べられなくなっちゃうじゃあないですか。」
ってぇと。
患者五「いいや、こんな事で、驚いていちゃあ、うちのお兄ちゃんの作ったドーナッツは食べられません。」
ってましたけど、…ここで、お笑いになった方は、かなり、想像力の豊かな方でございまして、私は、どう言う意味か分かりませんでしたよ。
私「じゃあ、あなたのお兄さんは、どうやって、ドーナッツ作るんですか、見せて下さいよ。」
ってぇと。
患者五「そうですか、じゃあ、こちらへいらっしゃい。」
なんてんで、そのお兄さんの所へ連れていってもらいまして、そうすると、そのお兄さんってのは、こうドーナッツを作る、あのメリケン粉ですか、うどん粉ですか、よく知りませんけれども、粉をこう練りまして、まあるい形のを、たくさん作っておきまして、で、そのお兄さんってのは、ドーナッツ作る時に、パンツをはいていないんですね、もちろん、ズボンもはいておりませんで、で、女性の方は分からないでしょうけれども、男性の方で、ある一種の状態にしておきまして、さっき作ったまぁるい塊を、自分の、股関節あたりへ持って行きますと、スポン、スポン、なんてんで、ドーナッツに穴開けてるんですね。
私「ちょっと、よしなさいよ、あなた、そんなきたないドーナッツ、食べる人がいるんで すか。」
ってぇと。
患者六「こんな事で驚いてちゃあ、うちのおばあちゃんが作った餃子は食べられません。」
ってましたけど、どう言う意味かは、皆さん、うちへ帰ってから、じっくり考えていただきたいと思いますが、で、これも聞いた話なんですが、精神病院ってのは、病院の中に病院があるんだそうでございまして、病院の中に病院があるってぇと、おかしいですが、これは、精神病院ってのは、頭の構造が、少しおかしくなってしまった人が入る訳ですが、入院しているうちに、体の方までおかしくなってしまう人もおりまして、ところが、そういう人を、普通の病院に入院させると、他の患者さんに、危害を加える恐れがありますので、精神病院の中の病院に入院させまして、頭と体と、両方一緒に直していくんだそうでございまして、その病院に入院している患者さんがいる、ってのを聞きまして、せっかく慰問に行ったのに、入院していて、落語を聞けなかった方がいるってんで、みんなで相談しまして、じゃ、せめてお見舞いにでも行こう、なんてんで、みんなでお金を出し合いまして、花束を買いまして、で、その病院の中の病院へまいりますと、ちょうど一人の患者さんが、なんてんですか、この、酸素ボンベってんですか、酸素マスクってんですか、こうくだの付いた、あれを付けてすやすやお休みになっている、じゃ、あの患者さんの所へ行こう、なんてんで、私が花束を持って、その患者さんの、ベットの脇まで参りますと、今まで、すやすや、お休みになっていた患者さんが、突然、目を開きまして、ううーん、と、苦しみだしたんですね、あれ、どうしたんだろう、と思いますと、枕元に、紙と鉛筆がありまして、それを取りますと、さらさらさらっと、何か書いたんですけれども、書き終わると同時に、力尽きたと見えまして、ガクッと、お亡くなりになったんですね。私「ああら、お気の毒に、ついさっきまでは、なんともなかったのに、急にお亡くなりに  なるなんて、そういえば、お亡くなりになる前に、紙になんか書いていたけど、あの紙 には、なんて書いてあるんだろう。」
私が急いで、その紙を取って見ますと、『お願いです、酸素ボンベのくだを踏まないで下さい。』、ってんで、まあ、その方は、そのまま、荼毘にふされてしまいまして、で、そこで、院長先生に、最新式の省エネの霊柩者ってのを、見せてもらいまして、で、見た所、別に普通の霊柩者と変わりがないんで。
私「先生、これが最新式の省エネの霊柩者。」
院長先生「そうです、これが最新式の省エネの霊柩者です。」
私「見た所、普通の霊柩者と変わらないんですけど、ごとが最新式なんですか。」
ってぇと。
院長先生「ええ、ガソリンを使わずに、仏様、燃やしながら、そのエネルギーで走るんです。」



扇風機

うちの倅が、ま、夏暑いので部屋にクーラーを付けてくれってんですが、お父さんが子供の頃は、クーラーも扇風機もないところで育ったんだ、子供なんだから、我慢しろ、なんてんで、ごまかしておりますと、子供が粗大ゴミ置き場から、扇風機を拾ってまいりまして、その粗大ゴミ置き場のそばに、家電メーカーの倉庫があるんですけれども、つい最近、そのメーカーが倒産しまして、ま、その倉庫に中にあった扇風機が、何かの都合で、粗大ゴミ置き場に出されたんでしょうけれども、子供が拾ってきた扇風機をコンセントに差しまして、スイッチを入れると、ちゃんと動くんですね、さぁ、子供は喜びまして、その扇風機をきれいに掃除いたしまして、自分の部屋において、使っておりますけれども、ただ、倒産した会社の扇風機なんで、首が回らないんです。



贈り物

夏でございまして。
奥様「ああら、あなたたいへんよ、なかもとさんって方から、贈り物もらっちゃった。」
旦那「馬鹿、それは『中元』と読むんだ。」



独眼竜弁当

一時期、NHKで大河ドラマ、独眼竜正宗なんてんで、仙台の伊達正宗公がブームになった事がございますが、そうしますと、便乗商法てんですか、すぐに駅弁で、独眼竜弁当なんてのが売り出されたりいたします、私のうちのそばのデパートで、全国駅弁フェアなんてのが開催されました時、この独眼竜弁当なんてのを売っておりましたので、面白いから買ってみたんですけれども、開けてみるとなんの事はない、ただの幕の内弁当なんで、これ、ただの幕の内弁当じゃない、どこが独眼竜弁当なのって聞いたら、食べてみて下さいよ、御飯が固め(片目)なんです。



二発で百円

ある御婦人でございますが、よくおならが出ます、ま、これは胃腸の御病気で、仕方がないんでございますけれども。
お母さん「僕、ちょっといらっしゃい、あのね、これからお母さん、山田さんのうちに行くんだけど、ほら、お母さん、おならが出るでしょ、だから、お前もいっしょに行って、出たおならは、お前のせいにして。」
子供「ええ、いやだぁーい。」
お母さん「もちろん、ただとは言わないわよ、百円、お小遣いあげるから。」
子供「え、百円、くれるの、うん、それなら、いいよ。」
なんてんで、交渉がまとまりまして、二人で出かけます、向こうのお宅につきまして、ご無沙汰をいたしました、なんてんで頭をさげる、お腹が圧迫されますから、とたんに、ぶーっ、なんてんで。
お母さん「まあ、なんでしょうね、この子は、人様のうちで、お行儀が悪い。」
ここは、交渉がまとまっておりますから、子供の方も。
子供「あ、お母さん、ごめんなさい、僕ね、つい、うっかり、出ちゃったの。」
なんてんで。
お母さん「本当にいけない子だよ、お気を付けなさい。」
子供をしかる、お腹に力が入りますから、もう一度、おおきいのが、ぶーっ、っと、子供が。
子供「お母さ〜ん、二発で百円じゃ、僕、やだぁー。」



猫が怨念

猫が怨念と言う話、私の友人で関西の出のやつなんですが、とにかく猫が嫌いで、猫を見掛けると逃げ出したり、また、石を投げて追い払ったりします、私が、あんまり猫を邪険に扱うと、猫に祟られるぞ、なんて言っても、取り合いませんで、ある日、私のうちへ遊びに来ていた彼が、帰るから、と言って表へ出て、ものの二・三分で、真っ青な顔をして私のうちへ飛び込んでまいりまして、ね、猫がー!、私が猫がどうした?、っと尋ねると、猫がおんねん。



板チョコ

男壱「わーい、バレンタインに、女の子から、チョコもらっちゃった。」
男弐「嘘付け、お前みたいなのが、チョコもらえる訳ないだろ。」
男壱「本当にもらったんだって。」
男弐「嘘付け。」
男壱「本当だってば、この野郎。」
男弐「あ、痛チョコ。」



妖怪ばばあ

妖怪ばばぁの話、まだ私が若かった頃、夜道を歩いておりますと、畑の真ん中に一人のお婆さんが立っておりまして、回りには、電気も光もないのに、そのお婆さんだけ、ぼーっと青白く光っております、そして、歩くのではないような、まるで宙をすべるように、すーっと私に近付いてまいりまして、何やら、私に話かけるんですね。
お婆さん「もしもし、おにいさん。」
私「ん、なにか用かい、ばはばぁ(妖怪ばばぁ)。」



冷蔵庫

奥さん「ああら、店員さん、この届けてもらった冷蔵庫、カタログと違うじゃないの。」
店員「いえ、同じですよ。」
奥さん「カタログと違うわよ。」
店員「いいえ、同じですよ。」
奥さん「違うわよ、カタログみたいに、お肉や野菜が入ってないじゃない。」


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